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『ピーターラビット』のお母さんが教えてくれた「大切な人との関わり方」と「愛情」について

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『ピーターラビット』の名言

愛っていうのは、わかちあうものなの。とりあったりするものではないのよ。ほんとうの愛は、はてしなく深まっていくものなの

『ピーターラビット』から変えられる行動

 
大切な人が他の人と仲良くしているのを見ると嫉妬したり我慢できなくなる人が

  • 愛情は決して減ることはないことが分かる
  • 新しい出会いを歓迎できるようになる
  • 新しい友達もできるようになる

『ピーターラビット』のあらすじ

『ピーターラビット』は2018年に公開された実写と3DCGアニメで融合された映画の原作小説です。

イギリスの湖水地方に暮らすうさぎのピーターラビットの住処の近所には、人間のジョー・マグレガーという老人が住んでいました。

ピーターの父親はマクレガーに捕まってミートパイにされてしまったのですが、それでもピーターたちはしょっちゅう彼の庭に忍び込んで農作物を盗んでいました。

ピーターたちが捕まりそうになると近所に住む画家のビアが助けてくれるので、彼女を母親のように慕っていました。

 

ある日、ピーターはマクレガーに捕まってしまいますが、突然マクレガーが心臓発作を起こして死んでしまい、ピーターは助かりました。


 

一方ロンドンでは、大手企業ハロッズの玩具部門で働いているマグレガーの甥のトーマスが、会ったこともない大叔父マグレガーの訃報と家の相続権を知らされます。

同時に、昇進のチャンスも失くしたことを聞かされて自暴自棄になって店で暴れてしまい、首になってしまいました。

そこで、亡き叔父の家を売ってそのお金でおもちゃ屋を開こうと家を見に行くことにしました。

 

家を埋め尽くす動物たちの多さに驚いたトーマスは、家の中に入ってこられないように柵を厳重にして罠も何か所か仕掛けました。

その罠を買いに行く途中でビアに会ったトーマスはすぐ夢中になってしまい、楽しくおしゃべりをするようになりました。

ピクニックカップル

2人の仲のいい様子をピーター達はを面白くなく思ってみていました。


 

ビアとますます親しくなっていくトーマスを追い出したいピーターたちと、家を守るトーマスの争いはだんだん激しくなっていきました。

 

とうとうトーマスの設置したダイナマイトをピーターが間違って押してしまい、爆発で倒れた木がビアのアトリエをつぶしてしまいました。

トーマスは怒るビアに「うさぎがやった」と言っても信じてもらえず逆に失望されて、トーマスはロンドンに帰っていきました。

しかし、目的を達成したはずのピーターもなぜか幸せを感じませんでした。


 

アトリエが壊れてしまったビアは、絵描きの夢をあきらめて村を離れようとしています。

「こんなはずじゃなかったのに」とビアに残ってほしいピーターはロンドンまでトーマスを探しに行き、説得をして村に連れて帰ってきました。

走るうさぎ

ピーターとトーマスの関係を理解したビアはトーマスを許し、二人でおもちゃ屋を開きました。

名言の状況

ピーターはトーマスを追い出して目的が達成されたはずなのに、なぜか幸せを感じませんでした。

 

ピーターは巣穴に飾ってある亡き両親の肖像画に語りかけました。

 

「父さん、母さん、 大失敗をやらかしちゃったよ。何もかも僕のせいだ」

 

ピーターには絵の中の両親の声が聞こえる気がしました。

ウサギの親子

 

ピーターは畑の食べ物を守るためにトーマスを追い出すと他の動物に言っていたのですが、実は優しいビアをトーマスに取られたくなかったのです。

つまり嫉妬です。

 

トーマスを追い出せばビアはピーターだけに優しくしてくれると思っていたピーターは、考え違いをしていることに気がつきました。

名言の本質

子どものころ弟や妹が生まれると、両親の関心がそっちに向いてしまうので愛情が全て持っていかれた!って思ったことはないですか?

赤ちゃん返り

そして、少し大きくなると「親友」と思っていた人に別の友達ができて仲良くしていると、「自分への友情はもう無くなってしまった」と悲しくなったり嫉妬したりした経験もあるのではないでしょうか?

置いてけぼり

 

大人になると・・・あまりそういうのはなくなるのかな?

でも親友に彼氏・彼女ができたりすると「取られた!」と嫉妬してしまうことはありますね。

嫉妬する男

この名言はどちらかといえば子どもに効くものかもしれません。

 

ピーターのお母さんは「愛情」というものは「0か100」というものではないことを教えてくれました。

 

事実、ピーターに妹たちが生れても両親の愛情は今までと変わりませんでした。

 

決してあなたへの愛情が全て新しい大切な人に移動するわけではありません。

あなたへの愛情と同じだけの愛情が生れるんですね。

 

 

つまり、大切な人が増えれば愛情も比例して増えていくということです。

行動の応用

いつも仲良くしていた友達が他の子と仲良くしているのを見て「裏切られた!」と嫉妬して、「私の悪口を言っている」と思い込んで、ケンカしたり絶交してしまうのはもったいないですよ。

陰口を言う女性

あなたへの愛情は全く変わっていないのに。

 

むしろピーターのお母さんの言ったことを応用して、その新しい友達にもあなたの愛情を与えてあげましょう。

 

そうすればその新しい友達からも愛情を受け取ることができ、あなたへの愛情は2倍になりますよ。

女友達

『ピーターラビット』の他の名言

『ピーターラビット』の他の名言

たったいま、ここはもっとうつくしい場所になったよ

ビアと初めて会ったトーマスは村に来た理由を「体調を悪くして」と答えました。

ビアは「ここにきて正解よ。ここは世界で一番美しい場所だもの」と言いました。

トーマスはビアを見つめてこの言葉を言いました。

 

好きな人がいる場所が世界で一番美しい場所ですよね。

『ピーターラビット』の他の名言

動物が入ってきちゃうのは、しかたないわ。もともとは、あの子たちの土地なんだもの。あとからきて土地をうばったのは、わたしたち人間のほうなのよ

トーマスは動物たちが入ってこないように厳重に柵を打ちました。

でもビアは「人間は後から来たのだから、動物がいるのはしょうがない」という考え方をしています。

ビアの動物に優しいのはこういう訳があったんですね。

『ピーターラビット』の他の名言

ちゃんと自分の場所にいるわ。空にね。空はぜんぶ、鳥のおうちよ

トーマスの引っ越し祝いにビアがくれたのはバードウオッチング用の双眼鏡でした。

トーマスはあまり鳥が好きではありません。

「どこにでも飛んでくるから、ちゃんと自分の場所にいてほしい」と言うのですが、ビアは鳥も自分の場所にいると思っています。

言われてみれば人間だって地球全体が自分の場所ではないでしょうか。

 

自分の居場所がないと思っている人も、そういう風に考えたら気が楽になるかもしれませんね。

『ピーターラビット』の他の名言

ほんとうの生活は、いろんなところでできるのよ

あまり乗り気でなかったバードウオッチングですが、いざ鳥を観察してみるとなかなか面白いことにトーマスは気がつきました。

こうやって鳥を観察してノートに記録しておくと「ごちゃごちゃした空の生きものがきちんと整理される」とトーマスが言ったことに対してビアがこう言いました。

『ピーターラビット』の他の名言

だれにだって、ここがほんとうの居場所だって思えるような場所が、きっとあるのよね。ただ、幸運にもそれを見つけられる人と、そうでない人がいるっていうだけで

ビアは画家ですが今まで納得のいく絵を描いたことがありません。

そろそろ画家をあきらめた方がいいのではないかと悩み始めてきました。

 

ビアのほんとうの居場所は”画家”ではないのでしょうか?

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『ピーターラビット』の他の名言

ただきつねと追いかけっこをしても、負けるだけだ。勝つには、きつねの足のはやさを、ぎゃくにこっちが利用してやればいいのさ

ピーターの亡くなったお父さんの言葉です。

相手の武器を利用してこちらの武器に変える。

ピーターはトーマスの仕掛けた電気柵の回路を入れ替えて、ピーターが家に電気が流れるように細工しました。

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『ピーターラビット』の他の名言

しあわせになる権利は、だれにだってあるよ!

ロンドンでトーマスを見つけたピーターは村に戻ってくれるように説得します。

ビアに村に残ってもらうのを説得するにはトーマスしかいないからです。

でもうそをついてビアを傷つけたトーマスはビアに会う資格はないと言います。

そこでピーターは「そんなことない!」と叫びました。

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『ピーターラビット』の他の名言

マクレガーとビアは自分たちが「ほんとう」にやりたかったことを、見つけたのです。

トーマスは念願だったおもちゃ屋を開きました。店の中にはビアが描いた動物たちの絵が飾ってあります。

ここは2人にとって「ほんとうの居場所」になりました。