でも、あなたがどうながだから、けっこんするんじゃないのよ!
見た目はバッチリいけてるのに、意中の人には想いが伝わらない人が
5月のある朝、5匹のダックスフントが生まれました。
そのうちの1匹がプレッツェルでした。
5匹ともすくすく育ちましたが、プレッツェルだけの胴体が急に伸びはじめました。
胴が長ければ長いほど、立派なダックスフントなので、プレッツェルは、ドッグショーで優勝しました。
他の犬はみんなプレッツェルを見ると「ほう!」と感心してくれました。
でも、向いの家に住む大好きなグレタだけは結婚を申し込んでもつれない態度です。
そこで、骨やボールをプレゼントして、プロポーズしますが、「どうながは嫌いなの!」と断られてしまいなかなかうまくいきません。
そんなあるとき、ボールで遊んでいたグレタが穴に落っこちてしまいました。
プレッツェルはどうするのでしょうか?
グレタが落ちた穴はとても深いので、出ようとしても出られません。
グレタが怖くて泣いていると、プレッツェルが上から顔を出しました。
プレッツェルに助けられたグレタはうっとりです。
プレッツェルのプロポーズを受けました。
でもその理由は「どうなが」だからではありませんでした。
他の犬はプレッツェルの「どうなが」を見て感心していました。
でも、グレタは最後まで「どうなが」は嫌いでした。
では何に魅かれたのかというと、やはりプレッツェルの人柄でしょう。(犬ですけど)
犬も人も見た目じゃない…
みんなが感心する見た目もそりゃ大切でしょうが、肝心なのはどれだけ人のことを考えられるかという心でしょう。
(犬ですけど)
「プレッツェル」とは輪になったドイツの焼き菓子のことです。
犬のプレッツェルはグレタの前でパンのプレッツェルの物まねをします。
でもやっぱり「どうながはきらいなの!」と振られてしまいます。
自他ともに外見はイケている人が、全然モテないということはよくあります。
SNSで記事配信や商品販売をするときに大切なことは「ペルソナ」です。
たった一人のことを想像して、その人だけに当てはまるような記事を書いていくのです。
万人にウケるということは言い換えれば一人の心にも刺さらないのです。
やはり、心を掴みたい人のことだけを考えて「その人のために何ができるか」、「何をしてあげたいのか」という心を持つことが大切ですね。
【同じような名言を扱ったお話です】